
NewSQL徹底入門 分散DBのアーキテクチャからユースケースまで (KS情報科学専門書) - ミック, 小林隆浩
読了。
NewSQL とは PostgreSQL や MySQL に互換性を持ちつつ、マルチプライマリーでスケールアウトできて可用性を高められる DBMS と理解した。
なんか、色々な仕組みで頑張ってすごい。
以下の DBMS について 2025年12月時点の解説。
- Google Cloud Spanner
- TiDB
- YugabyteDB
- CockroachDB
- Amazon Aurora DSQL
内容がすぐに古くなりそうなテーマなので、もし読むならできるだけ早いほうがいい。
OSS のものもあるが、運用が大変そうなので、マネージドサービスを使うんじゃないと使うのは難しそう。
(Amazon Aurora DSQL以外は)参照整合性を維持されているということなので、
PostgreSQL や MySQL からのマイグレーションパスとして簡単に使えるのかなぁと思っていたが、
autoincrement な数値型の主キーだと分散されないので、UUID を主キーにしたほうがいいとのこと。
複数のノードが稼働することになるのでコストはかかりそうだし、全ての PostgreSQL/MySQL を移行したほうがいいってものでもないみたい。
NewSQL についての話ではないんだけれど、
5章の分散トランザクションは、古典的な RDBMS の分離レベルについて、
あやふやな理解だったけれども整理できて自分にはとってもよかった。
7章の事例紹介だけでも参考になる。TiDB と CockroachDB の事例が多かった。
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