
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた - 出石 聡史
読了。
読み物として、面白かった。4コマ漫画のあとに解説がついている形式。
(架空の)登場自分物が一貫していて、キャラクターの書き分けができていたのが面白かった一つの要因かなと思った。
登場人物の中では、コーハイ君が色々安請け合いして後でハマるっていうのが、見てて胃が痛い。こんな人過去に何人も見てきた。
先輩や課長がコーハイ君に優しいけど、リアルな世界では、なかなか難しいよな。
考えてみたら、ソフトウェア開発は、企画からリリース後まで、失敗だらけで、我ながらよくやっているなと思うが、この本のプロジェクトは、企画からリリース後まで失敗をしまくっていて面白い。
役に立つかって言ったら、あんまり役には立たないかなぁ。せいぜい、同僚と、「あるあるだよねー」って笑い合うくらい。
見積もりで多めに取ってリリースが後倒しにできるんだったら苦労しないよ。
競争もあるし、コストのこともあるので、妥当な工数を見積もって、実際には色々な不測の事態があって時間足りないってなっちゃうんだよなぁ。
今の環境ではないけど、以前、自分も日中は会議や雑用だらけで、定時過ぎた頃からコーディングしてた時あったなぁ、って思い出した。
やっぱ、同じような状況に陥っているところ、あるんだろうなぁ
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